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魅惑のハワイアンムードDX

Aloha shirt or Hawaiian shirt, Ukulele, '60~80s Rock, Pops, Soul, Hawaiian Music, ... and more!

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Surfriders Sportswear “MATSON MENU by Frank Macintosh”

ヴィンテージアロハシャツとはなんぞや?
一般的にはアロハシャツ黎明期~黄金期、1950年代末までのものをそう呼びます。
特に黄金期、1940年代後半~1950年代末までの十数年間に作られたレーヨン製アロハシャツは高品質で人気があり、オンブック柄は高値で取引されています。
レーヨン製アロハシャツの魅力は何と言っても、鮮やかな発色と柄の美しさにあるでしょう。
地染めした生地の模様の部分を脱色して、そこに柄色を入れる『抜染』。
糊防染やボカシなど友禅の技法を駆使して仕上げた多色使いの『オーバープリント』。
写真をなぞるように網点で型を彫り、その上に色を重ねて写真のように見せる『ピクチャープリント』(オーバープリントの一種)。
当時は安価な土産物に過ぎなかったシャツに、惜しみない手間と労力を注ぎ込んだ、正に古き良きモノ作りの時代の技術の結晶。
ハワイを訪れた人が現地で買って着て、家に持ち帰り、ハワイでの楽しかった日々を思い出すために作られたシャツは、時代を越えてもなお輝きを放ち続け、ノスタルジックな楽園情緒へと僕らを誘うのであります。



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ヴィンテージアロハシャツの代名詞的作品『マトソンメニュー』。
アロハシャツの書籍には必ず登場する、ファンなら絶対欲しがる柄。
遂にオリジナルヴィンテージで入手しました!
と言っても、一般的に知られているレーヨン製ではなくコットン製です。
おそらく、レーヨンより価値は低いかと思われます。
でも、良いんです。
柄の配置は良いし、ワインレッドベースの配色も非常に綺麗。
コットンの質感とマットな発色は、この柄に良く合ってると思います。

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ハワイへの旅がまだ船旅だった頃、サンフランシスコからホノルルの港を結ぶ「マトソンライン」は正に楽園行きの客船航路でした。
6日間の航海中、船内のレストランでは毎日違うデザインのメニュー表が配られ、乗客は旅の記念として、それらを持ち帰る事ができました。
このアロハシャツの柄は、'30年代後半~'40年代にかけて採用されていた、フランク・マッキントッシュによるメニュー表デザイン、全六枚中五枚をコラージュしたものです。
女性をモチーフにした柔らかい色使いと作風。
今よりきっと、旅そのものがロマンティックだった時代を垣間見るようですね~。

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当時から人気の柄だけに、多くのブランドが製作していましたが、こちらは『Surfriders Sportswear (サーフライダーズスポーツウェア)』、Made in Hawaii、おそらく1940年代後期のものだと思われます。
サーフライダーズは卸しはやっていなかったそうで、あまり出回ってなかったものかもしれません。

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Mountain okinawa “Landscape print”

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沖縄のアロハストア『Mountain okinawa (マウンテン)』のスペシャルアロハシャツ。
1960年代に日本で製作されハワイに渡った「グレードA」のヴィンテージ・デッドストックファブリックを使用、ボタンもヴィンテージのバンブー(竹)を使用した、限定2枚のみのウルトラレアアイテムです。

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ヴィンテージアロハのレーヨン生地と言えば、主に羽二重、フジエット、壁縮緬ですが、このシャツの生地は1960年代初頭に登場した「人平(じんびら)」という、経糸、緯糸とも撚りの無いレーヨン糸を使った平織物です (レーヨンタフタとも言う)。
少し密度が粗く、光沢があります。
速乾性が高いのが嬉しい。

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柄は中国の風景画。
このようなオリエンタルなランドスケープのホリゾンタルパターンは、非常に珍しいと思います。
ベースは藁色と言えば良いんでしょうか。
柄と相まって、ノスタルジックな雰囲気が滲み出ております。
上半分が無地なのも、ボーリングシャツっぽくてgood!

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広い無地場といい、一枚絵のような天地のあるデザインといい、巾といい、このファブリックは元々シャツ用ですね。
なので、マウンテンのデッドストック以外のファブリックも、当時シャツとして製品化された可能性が高いと思われます。
ネットや本で調べてみたところ、同じ柄のものは見つかりませんでしたが、もしかして何処かで、ヴィンテージアロハシャツとして眠っているのかもしれませんね。

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オーバープリント
肩口、脇下にかけてダブルステッチ
二つ折りダブルポケット
Made in Okinawa Japan.



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KULANI BEACH Tropical Sportswear “WAIKIKI SAND”

ヴィンテージアロハシャツとはなんぞや?
一般的にはアロハシャツ黎明期~黄金期、1950年代末までのものをそう呼びます。
特に黄金期、1940年代後半~1950年代末までの十数年間に作られたレーヨン製アロハシャツは高品質で人気があり、オンブック柄は高値で取引されています。
レーヨン製アロハシャツの魅力は何と言っても、鮮やかな発色と柄の美しさにあるでしょう。
地染めした生地の模様の部分を脱色して、そこに柄色を入れる『抜染』。
糊防染やボカシなど友禅の技法を駆使して仕上げた多色使いの『オーバープリント』。
写真をなぞるように網点で型を彫り、その上に色を重ねて写真のように見せる『ピクチャープリント』(オーバープリントの一種)。
当時は安価な土産物に過ぎなかったシャツに、惜しみない手間と労力を注ぎ込んだ、正に古き良きモノ作りの時代の技術の結晶。
ハワイを訪れた人が現地で買って着て、家に持ち帰り、ハワイでの楽しかった日々を思い出すために作られたシャツは、時代を越えてもなお輝きを放ち続け、ノスタルジックな楽園情緒へと僕らを誘うのであります。



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伝説のテキスタイルデザイナー、ジョン “ケオニ” メイグスの作品 『Waikiki Sand』。
ブランドは KULANI BEACH Tropical Sportswear、1940年代後期のヴィンテージです。

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「My Freedamn 7」など多くのヴィンテージアロハの本で紹介されている名作です。
当時、他に“Made in California”、“Buckingham”、“National”、“Daily Double”、“Florida Sunwear”、“Kuonakakai”など、多くのブランドが製作し、沢山のカラーバリエーションがありました。
これは元はブラウンでしたが、見ての通りヤケにヤケて、このような色に…。
興味の無い人には、ただのボロ着です(笑)。

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前身頃の左右でプリントの上下を逆にした、2ウェイのオールオーバー・パターン。
モチーフはアウトリガーカヌー、帆船、レイ、ビーチボーイ、ビーチガール、サーファー、ダイアモンドヘッド、ロイヤルハワイアンホテルなど。
ワイキキビーチの日中を描いた、現代的でスポーティーな、動きのある柄です。

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フィラメントレーヨンに抜染
シェルボタン
縦型ボタンホール
ダブルポケット
ロングポイント襟
肩と脇はダブルステッチ
Made in Hawaii.



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Kaimana Hawaiian Style “ONOMEA ARCH”

ヴィンテージアロハシャツとはなんぞや?
一般的にはアロハシャツ黎明期~黄金期、1950年代末までのものをそう呼びます。
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レーヨン製アロハシャツの魅力は何と言っても、鮮やかな発色と柄の美しさにあるでしょう。
地染めした生地の模様の部分を脱色して、そこに柄色を入れる『抜染』。
糊防染やボカシなど友禅の技法を駆使して仕上げた多色使いの『オーバープリント』。
写真をなぞるように網点で型を彫り、その上に色を重ねて写真のように見せる『ピクチャープリント』(オーバープリントの一種)。
当時は安価な土産物に過ぎなかったシャツに、惜しみない手間と労力を注ぎ込んだ、正に古き良きモノ作りの時代の技術の結晶。
ハワイを訪れた人が現地で買って着て、家に持ち帰り、ハワイでの楽しかった日々を思い出すために作られたシャツは、時代を越えてもなお輝きを放ち続け、ノスタルジックな楽園情緒へと僕らを誘うのであります。



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1950年代後期に日系人イサム・タカブキが展開した『Kaimana Hawaiian Style (カイマナ・ハワイアンスタイル)』。
ヴィンテージアロハファンにはお馴染み、「Pali Hawaiian Style (パリ・ハワイアンスタイル)」 の姉妹ブランドです。
カイマナとパリのシャツは、タカブキ氏が京都で興したプリント工場 「アロハ貿易」 の生地を使って日本で製品化し (一部ハワイ製も有り)、娘婿クラレンス・ハラの商社 「フジインポート」 によって、ハワイ経由でカリフォルニアに輸出されていました。
フジインポート社の設立が1957年。
フジインポート社がカリフォルニアに拠点を移し、自社ブランド「Go Barefoot」を立ち上げたのが1960年。
タカブキ氏が死去したのが1960年頃。
以上の史実から、カイマナ・ハワイアンスタイルの操業期間は1957~1960年の3~4年程だったようです。

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フジエットレーヨンに多色オーバープリント竹ボタン、縦型ボタンホール、表地にステッチが出ない袋縫いの縫製、襟芯入りのショートポイント襟、身幅が広めの型など、ディテールは同時期のパリ・ハワイアンスタイルとほぼ同じ。
そしてパリにもこれと全く同じ柄が存在し、こうなってくると両ブランドの違いがよくわかりません。
触ってみると何となく、カイマナの生地の方が高級感があるようには感じられますが・・・。

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メインモチーフは今や幻、カメハメハ大王が槍を投げて出来たという伝説が残るも、1956年の地震で崩壊してしまった『オノメアアーチ』(ハワイ島オノメア湾)。
製作されたのは、崩壊直後~少し後という事になるのでしょうか。
何ともノスタルジックな柄です。

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アロハ貿易プリントの大きな特徴である多色使いと、糊防染などの友禅染の技法を駆使した波飛沫はここでも健在で、ハワイの風景柄でありながら和風な仕上がりは、見事としか言いようがありません。
恐るべし、アロハ貿易!



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アロハを眺めて酒を飲む 15

アロハシャツは着るだけでなく、飾って眺めて、それを肴に酒を飲むという楽しみ方もあります。
今ここで大きくうなずいた貴方は、間違いなくアロハ病です。
一度、病院で診てもらいましょう(笑)。

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Cherry Blossom Waikiki “JAPANESE PATCHWORK DESIGN”

毎年ゴールデンウィークは帰省するのだが、今年はコロナのせいでそれも叶わず、親の顔も見れずにStay Home。
このままじゃ、7月に予定しているハワイ旅行も無理っぽい。
それにしても、家にばかりいると飲酒量が増える増える。
そう思いながらも、帰省時に京都で着る予定だったアロハシャツを眺め、今日も昼間っからアロハ酒🍶



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