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魅惑のハワイアンムードDX

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THE KAHALA Made in Honolulu for The Liberty House “Fish and Poi”

ヴィンテージアロハシャツとはなんぞや?
一般的にはアロハシャツ黎明期~黄金期、1950年代末までのものをそう呼びます。
特に黄金期、1940年代後半~1950年代末までの十数年間に作られたレーヨン製アロハシャツは高品質で人気があり、オンブック柄は高値で取引されています。
レーヨン製アロハシャツの魅力は何と言っても、鮮やかな発色と柄の美しさにあるでしょう。
地染めした生地の模様の部分を脱色して、そこに柄色を入れる『抜染』。
糊防染やボカシなど友禅の技法を駆使して仕上げた多色使いの『オーバープリント』。
写真をなぞるように網点で型を彫り、その上に色を重ねて写真のように見せる『ピクチャープリント』(オーバープリントの一種)。
当時は安価な土産物に過ぎなかったシャツに、惜しみない手間と労力を注ぎ込んだ、正に古き良きモノ作りの時代の技術の結晶。
ハワイを訪れた人が現地で買って着て、家に持ち帰り、ハワイでの楽しかった日々を思い出すために作られたシャツは、時代を越えてもなお輝きを放ち続け、ノスタルジックな楽園情緒へと僕らを誘うのであります。



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現在はトリリチャード傘下として存続する、最古のアロハシャツブランド『KAHALA (カハラ)』。
創立は1936年、ハワイで初めてアロハシャツの製造を工業化したメーカー、ブランフリートスポーツウェア社のブランドとして。
当初、ブランドフリートはメンズの「DUKE KAHANAMOKU (デュークカハナモク)」とレディースのカハラの2ブランドを展開していましたが、1943年にデュークカハナモクの使用権を手放してからはカハラでもメンズアイテムの製作を始め、1951年には社名も『カハラスポーツウェア』に変更しています。

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土産物アロハとは一線を画す、高級百貨店「リバティーハウス」特注のタグが付いた、1940年代後期頃のヴィンテージ。
当時のカハラはデザインから縫製まで一貫して自社製作していました。

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生地の耳には“ Fish and Poi ”と作品名が印されています(Poi とはタロ芋の球茎を蒸してすりつぶしたもので、昔のハワイアンの主食)。
タロ芋、小魚、蟹、ウル、ラウラウなど、ハワイアンの食をモチーフにしていますが、和の雰囲気も漂う素晴らしいデザインですね。
ヴィンテージアロハブックでも見かけない、珍しい柄だと思います。
藤色のグランドカラーにグリーン、ピンク、ネイビー。
上品な色使いです。
日焼け褪色しているとは言え、そこはやはりカハラ。
高級感が滲み出ております。
襟裏にリペアがあるものの、生地は未だにシッカリ腰があり、ダメージやピンホール、糸の綻びなどは全く見当たりません。
昔の良い物は皆、丈夫なんですよね。
フジエットに抜染
ココナッツボタン
Made in Honolulu.



最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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